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水原一平元大谷翔平通訳、ペンシルベニア州の連邦刑務所に収監  3週間

皆さん、こんばんは。今朝のニュースの時間です。

本日のトップニュースは、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告が、銀行詐欺などの罪で禁錮4年9か月の判決を受け、ペンシルベニア州の連邦刑務所に収監されたという速報です。この事件は、大谷選手の口座から約26億円もの巨額の資金が不正に送金されたとして、世界中で大きな注目を集めてきました。事件の経緯や収監に至る背景を、詳しくお伝えします。

事件の概要

水原一平被告、40歳。彼は、2021年11月から2024年3月にかけて、大谷翔平選手の銀行口座から約1695万ドル、日本円でおよそ24億6000万円を不正に送金したとして、銀行詐欺と虚偽の税務申告の罪に問われていました。水原被告は、大谷選手の専属通訳として、2018年からそのキャリアを支え、公私にわたり信頼される「相棒」として知られていました。しかし、裏では違法なスポーツ賭博にのめり込み、多額の借金を抱えていたことが明らかになりました。

事件の発端は、2024年3月20日、ドジャースの開幕戦直後に発覚しました。水原被告は、大谷選手の口座から賭博の胴元に不正送金を行ったとして、ドジャースから即刻解雇。その後、米連邦検察との司法取引に応じ、6月4日にカリフォルニア州サンタアナの連邦地裁で罪を認めました。検察側は、禁錮4年9か月の実刑と、大谷選手への賠償金として約1700万ドルの支払いを求め、弁護側は1年6か月の軽い刑を主張しましたが、2025年2月6日、連邦地裁は検察側の求刑通り、禁錮4年9か月の判決を言い渡しました。

収監までの経緯

当初、水原被告は2025年3月24日までに出頭し、収監される予定でした。しかし、弁護側の申請により、出頭期限は複数回延期されました。まず、3月24日から5月12日に、次に6月16日に変更され、最終的に6月16日正午、つまり日本時間6月17日午前4時までに出頭するよう命じられました。この度、米連邦刑務所局が読売新聞の取材に対し、水原被告がペンシルベニア州の警備レベルの低い連邦刑務所に収監されたことを明らかにしました。

延期の理由については、裁判所の文書では非公開とされており、詳細は明らかになっていません。一部報道では、弁護側がギャンブル依存症に関する法医学的診断や精神科医の報告書作成に時間を要したことが原因と推測されています。 また、水原被告は保釈金の条件を満たしていたため、収監までの期間は拘束されず、ロサンゼルスの自宅で過ごしていました。この自宅は、プールやジムを備えた高級住宅で、家賃は月額2400ドル以上、日本円で約35万円と報じられています。

水原被告の生活と世間の反応

収監までの間、水原被告は現地メディアやパパラッチにたびたび姿を捉えられ、その様子が話題となりました。3月18日には自宅前で撮影された写真が公開され、以前より「顔やお腹周りが太った」と報じられるなど、ストレスや生活の変化がうかがえる姿でした。 また、2024年9月には妻と買い物から帰宅する様子も目撃され、一部では「別居状態」との噂もありましたが、夫婦関係の詳細は不明です。米連邦刑務所局は、ペットとの面会を希望する水原被告の妻に対し、「ノー」と回答したことも報じられ、厳しい収監環境が垣間見えます。

米メディアの反応は様々です。ESPNやCBS Sportsは、延期の理由が非公開であることを強調し、「大谷選手の財政管理の怠慢か、水原被告の知性か」と皮肉を込めた論調も見られました。 一方、NBC Los Angelesは、収監がいつ始まるのか不透明だと報じ、事件の複雑さを伝えています。日本のファンやメディアからは、大谷選手への裏切り行為に対する失望の声が多く、X上でも「26億円の賠償はどうなるのか」「大谷選手が気の毒」といった投稿が相次ぎました。

収監先と今後の見通し

水原被告が収監されたペンシルベニア州の連邦刑務所は、警備レベルが低い施設とされています。一部報道では、ターミナル・アイランド連邦矯正施設が候補として挙がっていましたが、最新情報ではペンシルベニア州が確定しました。この施設は老朽化が進み、エアコンがない劣悪な環境とも報じられていますが、模範的な行動を取れば刑期の短縮も可能とされています。

水原被告はアメリカ国籍を持たないため、刑期を終えた後は日本への強制送還が見込まれています。 また、賠償金約26億円の支払い義務も課せられていますが、ギャンブルで得た資金の大半を既に失っており、支払い能力については疑問視されています。専門家は、「水原被告の今後の生活再建は極めて困難」と指摘しています。

大谷選手への影響

被害者である大谷翔平選手は、事件発覚後もプロフェッショナルな姿勢を崩さず、2024年シーズンでは投打で圧巻のパフォーマンスを見せ、ドジャースのスターとして活躍を続けています。事件については公に多くを語らず、代理人を通じて「司法に委ねる」との立場を表明。水原被告の謝罪に対し、量刑の軽減は認められませんでした。 ファンからは、「大谷選手の精神力がすごい」「これからも応援する」との声が寄せられています。

まとめ

水原一平被告の収監は、大谷翔平選手を巡る一連の事件の大きな節目となります。信頼を裏切り、巨額の資金を不正に送金した罪は重く、禁錮4年9か月という厳しい判決が下されました。

ペンシルベニア州の刑務所での生活は、彼にとって新たな試練となるでしょう。一方、被害を受けた大谷選手は、野球に全力を注ぎ、ファンを魅了し続けています。この事件は、金銭管理の重要性や信頼関係の脆さを浮き彫りにし、多くの人々に教訓を残しました。


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